タクシードライバー同士の「暗黙の了解」ルールとは

タクシーの運転手さんは、駅前や空港など長距離のお客様を掴める場所に集まります。

しかしそのようにタクシーの運転手が同じ場所ばかりに集まってしまったら、大変な事になってしまい街の中にはタクシーはいなくなってしまいます。

少なくとも各都道府県で違うルールは制定されている「暗黙の了解」なかで、どの様な物が多いかを記述したいと思います。

今回は兵庫県の神戸市の場合を記述したいと思います。

①新幹線の停止駅である新神戸駅で客待ちが出来るのは、タクシーナンバーの末尾とその日にちの末尾が一緒の者だけが新神戸駅での客待ちが出来るようになっています。

②神戸空港の場合も新神戸駅と同様です。

他にも変わった所では阪急沿線のタクシーに関しては、阪急タクシーが優先で、他のタクシー業者が客待ちをしていても、阪急タクシーが来たらお客を譲らなければなりません。

またタクシー業界も年功序列を重んじる傾向が強いです、ですから昔からこの場所で操業しているなどと言う運転手さんは、同じ場所を旋回していますので他のタクシーが待っていても、平気で割り込んだりする光景を見る事が有ります。

しかしこのような事がすべて悪い事とは言えないのです、逆に私たち客の立場からすれば同じ区域内を何十年も操業している運転手さんなら、この時間は何処が込んでいるから、裏道の方が早い等、時間単位や車の流れている光景だけでも最短の選択肢を選んでくれるので、助かります、また顔なじみになる事も多いので、気さくな会話を楽しむ事も出来ますので、悪い事ばかりではないと言う事を付け加えたい。

しかしこのタクシー特有のルールもどうなんでしょうか?よく見て見たら何処の業界でも、当たり前のように行われている事であって、タクシーの運転手さんだけが、と感じる方も少なくはないと思います。

どの様な業種であっても、先輩に順番を譲るなど当たり前のことを、よりタクシーの運転手さんは実行していると言うのが、目立つのかも知れませんね。