タクシー売上を大きく左右する引き寄せの法則

【1.人の魅力】

人は、人の中でしか生きられません。

「私は、人嫌いです」という人がいますが、

実は以前、私もそういう人間でした(笑。

タクシー常務員をするとき、「人と直接目を見て話し必要がないし、背中を見せながら話す仕事だからいいか」と思って

はじめたところがあります。

ですが、

「なんで乗ったかわかる?顔を見てこの人なら速く走って

くれると思ったからだよ」

というお客様の話で気づきました。

「相当見られてるんだ、失敗」と思ったものでした。

しかし、タクシーの仕事をしたから「人嫌い」を克服できたことも事実です。

その時気づいたんです、「今日の売り上げ目標」なんて掲げられたとしてもうまくいかない。

じゃあどうすればよいか?

「お客様も乗務員も1日が楽しく過ぎれば最高!」

まずは、

人の「魅力」を追求することから始めたのです。

お客様にも協力してもらいました。

話のながれで、そういう話にもっていって「人の魅力ってなんですかね?」質問するんです(笑

そうすると大半のお客様は一緒になって考えてくれます。

そこでよく聞いたことは、「外見ではない」、「オーラがある」、「凛としている」

と結局何だかよくわからないんですが、

要するに内面的から湧きだすエネルギーによるもので、そこからくる輝き?

やはり、わからないんですが(笑

でも、「そういう人っているな」と思うわけですよ、

「セクシー」もそうかもしれません。

以前ある本を読んだときに不思議なことがあかれていました。

「人は輪廻転生を繰り返すものだ」なぜなら、理由は「魂を磨くため」

そのために何度も生まれ変わり時間をかけ、同時に魅力が生まれる」

そのとき、「魂の状態を図ることが出来る目安は、目の輝きである」

「なるほど」と思いました。いろいろありますが、目に輝きがやたらキラキラしてる人って見かけるんですよ。

確かにそういう人って笑顔がいい感じで「モテます」

「目は口ほどにものを言う」というくらい大事ですし、

結論!人の魅力とは?

 

 

  • 外見ではない
  • オーラを感じる
  • 目が輝いている
  •  

そういう人がいたら気をつけろ!(笑

タクシー常務員がそんな目をして運転してたら「儲かります!」

はい、間違いありません。

【2.移動英会話スクール】

最近は、外人が多いですから「ここは日本なんだから日本語を話せ」って言ったってしょうがないんですよ。

私もこれまで何度か英会話スクール行ったことがあるんですが、モノになりません。

そこで、外人のお客様が乗った時は、逆になるべく話すよう

にしました。こういう場があることもいい体験です。

(本当タクシーありがとう)

六本木を流していたら、めちゃくちゃキレイな黒人の女性が

手をあげました。

そりゃテンション上がります!

「どこから来たんですか?」(もちろん英語ですよ)

「ニューヨーク!」

「ワオ!ニューヨーク!」

実はその人はモデルさんだそうです。(キレイなはずです)

降りるときに「Thank you very much.」 

相当気合い入れて言いましたよ、ちゃんと、

そうしたら「オー!Good Engrish!」って言われました。(発音だけですが)

ここでも学びがありました。

“言葉は実践が大事です!”

これを繰り返しているうちに「外人恐怖症」から逃れられていきます。

そうすると徐々にですが「英会話力」もついていきます。

自分のスキルにもなりますし、他の業種では、なかなか体験できませんよ。

こうなると「移動英会話スクールって感じですよ」

しかも無料です!

【3.ビジネスの基本がここにある】

タクシー業務はどんな形にも変化できる。

こう考えられるようになってから、どういうわけか「売り上げも自然と上がっていったんです」

最近「スピリチュアルな感覚」をあらゆる場面に取り入れるようにしました。

あなたもこういう経験はありませんか?

「恵比寿駅まで」と言われて「はい、かしこまりました」と言って目的地へ

そして、また移動したら、

またお客様がいて「恵比寿駅まで」もう一恵比寿駅に行く。

再度、流すと更にまた「恵比寿!」

おいおいちょっと待ってよ!って感じにこれってどうなってるんでしょうね。

3回も同じところへ行くとは、、、

タクシーってこんな体験もできますが、私が得意なことは「実験です」

先ほどの「スピリチュアル的感覚」というと「宗教?」

なんて答えが返ってきそうですが大抵の宗教は、ある特別なカリスマ(神)がいてそこに「尊敬」とか「あこがれ」によってこのある特種な人物に「他力的なお願い」をしてしまいがちなことのような気がします。

日本という国は昔から「八百万の神」(やおよろずのかみ)

といい八百万のもの神々に守られていて、一人ひとりに特別な名前は無いのです。

神社に行くと神殿には鏡があり、のぞくと「神が映る」といわれますが、どう見ても自分の姿しか映りません。

「鏡」とは、かがみ→「が」を取ると「かみ」になり、自分から「我」取ると「神」にあるということなのです。

要するに「神は己の中にある」という意味なのです。

「すべては自分次第」

ということなのです。即ち、

なんでもお願いを他者に求めるのではなく、自分の中の神「内神様」に答えがある。

となり、すべては自分に置き換えることで解決するという伝えなのです。

これを実生活に置き換えると「あいつはむかつく」とか「健康でありますように」とかお願いを外側にするのではなく、内側で解決できます。

例えば、

これもタクシーだからこそできる実験なのですが、実際私もやっています。

こんな経験をあなたもしたことがあると思います。

こちら側が「今日は気分が悪い、むかつく」と心から思っていると、

“むかつくことが起こる“ということです。

ある時、イライラしながら「売り上げが上がらない」

と思っていたら、突然ウィンカーもつけずに割りこまれたり、そんな状態でお客様が手を上げて、乗せると

「新宿!早く!」なんてイライラした人が乗ってくる。

これは、まさに「引き寄せの法則」というものなんです。

じゃあこの悪い状況を変えるにはどうしたらいいの?

というと、

この逆を応用すればいいだけです。

「気分があるとき」に「気分が悪い人」を引き寄せたのなら

「気分をよく」すれば、「気分のいい人」が寄ってくるということです。

これは、間違いなくそうなりました。

科学的にどうなの?

というと

これは証明出来ません。

ですが、

私は約1万人の人を乗せてきました。

そこで出た統計です。

十分ではないでしょうか?

一般的にマサチューセッツ工科大学なので実験する際に使われる人数は数十人から数百人。

これでも立派な論文になってしまいます。

数十人なんてはっきり言って誤差だと思いますが、そこからすると私は、「引き寄せの法則」は、個人的には「本当」だと思っています。

もっと応用すれば、売り上げにも影響します。

というか、しました。

結果的に先輩からの教えで稼げた人は、夜中の銀座が賑わっている時代しが通用しませんでした。

なので、

自らこのことを応用したらその先輩たちよりも売り上げが上がった、ということでした。

そしてそこからは、「楽しい」ですし、嫌なお客さんにも会うことがなくなりました。

この楽しいという感覚がない人は、考え直してください。

お金は人が運んできます。

人は楽しい人のところに集まります。

なので、

人が集まればお金も集まってくることになります。

タクシーは、「お店を構えてお客様を待つ」ではなく、「お客様のいるところへ移動して選んでいただく。そして、直接取引を行う

ことが出来る」

こんな「商売」あるでしょうか?

ビジネスの原点を体験できる仕事なんです。

最後までお読みくださり

ありがとうございます。