2020年 東京オリンピックに向けた次世代タクシー

JPNタクシーコンセプトは
「みんなが乗りたくなる、そして笑顔になる。日本の街の風景を変え、日本ならではの
“おもてなしの心”から生まれた次世代タクシーコンセプトです。」

環境負荷低減、超高齢化などの社会変化に対応した、新たな「日本のタクシー」確立を目指す。

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サイズ
全長:4,400mm
全幅:1,695mm
全高:1,750mm
ホイールベース:2,750mm
乗車定員:5名

5ナンバーサイズに収めたサイズとワゴンモデルならではの居住スペースにより日本のタクシーを変える。

 

次世代タクシーは、現行の「クラウンセダン」や「クラウン・コンフォート」のセダン型から、スライドドアのあるミニバン風に。

ニューヨークの「イエローキャブ」、ロンドンの「ブラックキャブ」のように、東京の顔になることを目指している。

トヨタ自動車の豊田社長:
「3年後のオリンピックで来日したお客さんに対して、日本のタクシーってすごいなと思ってもらいたい」

日本交通 川鍋会長:
「世界最高の乗務員が乗る世界最先端の最高のタクシー専用車両ができた。日本のタクシーはやっぱり世界一だと思ってもらいたい」

 

燃費性能は大幅に向上

トヨタが22年ぶりにフルモデルチェンジする次世代タクシー「JPN TAXI」(ジャパンタクシー)は、327万円~。現行車両より100万円程度高い価格設定となるが、環境や安全にも配慮し、エンジンは現行の液化石油ガス(LPG)から、電気モーターを組み合わせたLPGハイブリッドタイプに変え、燃費性能は倍近く向上したため、維持費が安く、価格上昇分をある程度吸収できる。

自動車事故で一番多いのが、前方車両への追突事故だが、最新の衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティセンス・C」を標準装備するとともに、サイド&カーテンなど6つのエアバッグも搭載し安全装備を充実さることで、タクシー会社の事故リスクを軽減できる。

日本のタクシーが近い将来、世界トップクラスの安全性・居住性・燃費を兼ね備えた、【タクシー車両】+【世界トップクラスのタクシードライバーの接客レベル】で、世界から注目される日が来るかもしれない。