女性タクシードライバーの奮闘記

現代社会を見回してみてどうでしょうか今では女性が活躍していない職場は無いと思いませんか、昔では考えられない職場にも女性の進出はめまぐるしいと、私的には思います。

例えばダンプの運転手さんで女性の方や、とび職の女性など、昔では男性が行う仕事にも女性の進出が目立ちます、タクシー業界はどうでしょう?

昔では深夜の営業が禁じられていたのでタクシーのドライバーで女性の方と言うのはまず見かける事は無かったのですが、今ではその規制が緩和されてタクシードライバー全体の2%位にまでは女性のドライバーを見かけるようになりました。

そんな女性タクシードライバーはどの様な仕事ぶりなのでしょうか、今回の記事では女性ドライバーの奮闘を記載したいと思います。

女性ドライバーの1日

女性だからと言って1日の始まりがゆっくりしている訳ではない、しかし女性ドライバーは男性ドライバーより起床時間が早い、なぜならば女性ドライバーは身だしなみに男性よりも時間がかかってしまうからである化粧やヘアスタイルのセットにどうしても時間がかかる方が多い、また男性と違いお弁当を朝から作って持ってくる方も少なくはない、トータルして考えたら男性より1時間は早く起きなくてはならない、そして会社に到着すれば地域担当員との挨拶を済ませ点検に入るのだが、ここでも女性は結構男性よりも細部にわたって神経を使う女性が多い、すべての用事を済ませいざ出庫と言う時間まで、ドライバー同士で雑談、しかしこの雑談でも男性が多い中で女性が居ると、男性たちはやたらと缶ジュースを女性に渡す。

何処の社会でも男性と言うのは女性には優しい物である。

そしていよいよ会社を出れば対等にお客様を探して運転が始まる、しかしここでも男性とは少し違いが有る、固定客の量が断然違うのである、やはり女性と言うのは女性の運転が良いのでしょう、そして気を許して同性同士の会話が出来るなど、女性ドライバーの魅力は多いのである、しかし女性ドライバーの数はいまだに2%と言う事を考えたら、かなり予約で時間を埋める事が出来るのである。

だから女性のドライバーの運転に当たった事が無い方も多いと思われる。

しかし女性だからと何かと優遇されるわけでは無い、例えばトイレ一つをとっても女性の場合は何処で行うか気を使うと言う、コンビニなどでもトイレだけを借りると言う事は抵抗が有るから、ジュースを購入したりするのだが、忘れてはいけない朝貰った大量の缶ジュース日中は比較的女性ドライバーでもタクシー乗車上で見かける事が多いですが、夜の仕事が終わる時間帯になると女性ドライバーはまず見かけない、固定客の送迎で引っ張りだこ状態、そしていよいよ1日の勤務を終えて会社に戻れば、また同僚たちからの缶ジュースの差し入れである。

この様にして女性ドライバーの1日は終わるのである。

女性ドライバーの大敵

女性ドライバーの大敵それは夏である!

女性は男性に比べて皮膚が弱いいくら日焼け止めを塗っても腕に当たる紫外線の量はすさまじいものがある、そして男性よりも圧倒的に多い冷え性の女性、しかし夏になればお客様はエアコンのガンガン効いたタクシーに乗るのが楽しみなのである、当然体調も崩しやすくなってしまう、そして客待ちの時にタクシーの外部に出たら、寒暖差の激しさにまいってしまう方も少なくないと言う、また酔っ払いも夏場は特に癖が悪いと言う、何故かと言うと夏場の夜は通常時期よりも長いから深酒をされるお客様が多いと言う話も聞きました、セクハラまがいの会話なんて日常茶飯事、夏場になると変なお客様が特に増えると言うのが女性ドライバーの方が話してくれた、苦労ではないでしょうか。