ユリ根
収穫は来年になりますが、野菜の種まきがちょうど一服するこの時期、花だけでないユリの素晴らしさを発見できるチャンスになります
植え付け ~ 購入後は早めに
球根は乾燥に弱いため、購入したらなるべく早く植えましょう。日当たりと水はけのいい場所を選びます。土が硬い時は腐葉土を混ぜて軟らかくします。
土は深く耕します。ユリの根は球根の下からだけでなく、茎からも出てきます。下から出る根は株を支え、上の根が養水分を吸収します。上根がしっかり張れるよう、球根を植えるときは球根の3~4個分の深さにします。球根は20センチほど離して植えます。
元肥は油かすを1平方メートル当たり150グラム施します。上根が養分を吸収するため、球根の上に肥料を施します。
鉢なら1球当たり5号鉢の大きさが望ましいでしょう。市販の培養土でOKです。ゴロ土の上に1~2センチ土を入れたら、球根を植え付け土を掛けましょう。
栽培管理 ~ 冬でも水やりを
土が乾き過ぎないようにします。冬も生育しているので、水やりは忘れないようにします。春になり株が伸びてきたら、月2~3回液肥を施します。
夏は株の周りにわらを敷くか、地面が日陰になるようにして、地温が上がり過ぎないようにします。小さい雑草は残した方が地温上昇を抑え生育にプラスとなります。
花やつぼみは切り取ります。花も楽しみたいところですが、切った方が球根は大きくなります。掘り取りは秋。寒くなり葉が枯れてから掘り上げます
料理 ~ 茶わん蒸しやてんぷらが一般的ですが、さまざまな料理に応用できます
【ユリ根のごまあえ】
黒と白のゴマ15グラムずつをいって、すり鉢ですり、砂糖10グラム、しょうゆ25cc、粒マスタードを20グラム加えます。それに塩ゆでしたユリ根150グラムをあえ、カリカリに焼いたベーコンを添えます。
【ユリ根のフリッター】
全卵1個を軽く角が立つくらいまで泡立て、すり下ろした山芋10グラム、薄力粉20グラムを加えます。練らないようにさっくりと混ぜ、ユリ根(外側の大きいりん片、100グラム)の片面に付けます。170度の油できつね色になるまで揚げます。塩を振ったり、マヨネーズ3、ケチャップ1の割合で混ぜたソースを付けたりして食べましょう。
取材協力:北海道真狩村
【イラスト】たかお いくみ














