ニュース解説 なぜいま米粉がブームになっているの?輸入小麦の値上げが大きく後押ししていますね。輸入小麦の価格は昨年10月に1割、今年4月に3割上がり、10月からも1割の値上げが決まっています。それにより米粉に割安感が出て、扱いやすくなったんです。世界で穀物が高騰し、日本の自給率を上げなければいけないという危機感も背景にあります。 高い輸入小麦粉の代わりに国産米粉を使うということなんですね。でも、米粉って本当に小麦粉の代わりになるの?これまでの米粉は主に「上新粉」や「もち粉」として主に和菓子に使われてきました。それがここ数年の製粉技術の進歩から米粉を小麦粉並みに細かくできるようになったことで用途が広がったんです。パンやパスタ、うどん、洋菓子などに活用され、家庭でも、小麦粉の利用が広がりつつあります。学校給食でも人気です。 でも消費者はどこで購入できるの?
家庭用米粉の全国発売も始まっています。栃木県佐野市の製粉メーカー・波里が、9月から全国の大手スーパーなど3000店舗で販売を開始。JA全農も、国産米粉と国産小麦粉を使った「国産米粉ミックス」をAコープ商品として8月末から全国発売しています。また、米粉を扱う道の駅や直売所も増えています。
ところで米粉をつかった料理は本当においしいの?
JA全農の「国産米粉ミックス」を使って料理に挑戦してみたんです。調理の扱いやすさを優先し、いずれも国産の米粉と小麦粉を6対4の割合で混合しているんです。私が挑戦したのはフライパンで調理するピザです。水と油を加えてこね、薄く延ばした後、油をしいたフライパンに入れて、両面を良く焼きます。そしてあらかじめ火を通した野菜をのせて、チーズを加えます。ふたをしてチーズが溶ければ出来上がり。米粉もちもち感と香ばしさに子どもたちは大満足。ぜひ挑戦してみてください。
そうなんですか。じゃあ、やってみようかしら。転載、複写を禁じます。本文・写真の著作権はすべて日本農業新聞に帰属します。
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