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ベランダ菜園にチャレンジ

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツ

寒さや暑さへの耐性はあるので育てやすい木です。 可愛いドングリに似た実がなるのを楽しみに、じっくりと育ててみませんか?
2009年09月18日更新

原産地は地中海沿岸

ヘーゼルナッツは落葉樹で、原産地は地中海沿岸です。セイヨウハシバミとも呼ばれます。雄花は稲の穂のように細長く、垂れ下がっているのが特徴です。実はドングリの形に似ていて堅く、秋に熟します。炒(い)って食べたり、実を砕いて小麦粉と一緒に練り、クッキーにするなど用途は幅広くあります。観賞用でもいいのですが、実の収穫を目指し、育てるのも楽しみです。

寒暖の差には比較的強いですが、水はけには気をつけて!

鉢植え★鉢植え
時期は秋から冬がオススメ

園芸店などでは主に樹齢2〜3年、樹高は50〜60センチの苗木を扱っています。植え付けは、落葉する秋から冬に行うのがよいです。鉢は8号くらいで、深さ、直径ともに20〜30センチのサイズを使います。底には水はけをよくするため、ゴロ土を置きます。

★施肥・せん定
春に向け有機質肥料

植え付ける際の土は、培養土を使います。春の芽立ちの時期に向けて養分が行き届くよう、根の下に油かすなど有機質肥料を与えます。量は固形状の油かすは5個、粒状はひとつかみくらい。化成肥料は梅雨前の5〜6月と、10月に幹の周囲4カ所に深さ10センチ前後にひとつかみくらいを与えます。量を多くし過ぎないよう注意します。水は表土が乾いたら十分に与えます。樹齢5〜6年くらいから小さい実を付け始めます。剪定(せんてい)は冬に行い、樹木の上部を切ります。膨らみがある花芽の部分は、切り落とさないよう注意します。

★実生で増やす
発芽したら液肥

実がなったら、それを種にして増やすことができます。種は鉢の表土に近い深さ5センチ未満の所に植えます。土は培養土を使います。表土が乾いたら水を与えます。発芽したら2週間に1回、薄めた液体肥料を数滴ずつ与えます。薄める倍率は、買い求めた液体肥料の説明に沿って決めます。液肥はへーゼルナッツの幹が、堅く木質状になるまで与えます。木質状に成長するには約2年かかります。この時の樹高は50〜600センチ。寒さや暑さへの耐性はあり、温度変化には比較的強いです。なるべく日当たりのよい場所に置きます。

地植え★地植え
水はけのいい所に

地植えの場合も施肥や水やりなどの管理は、鉢植えと同じです。ただ、水はけのいい土に植えることが大切です。植えた後、周囲に根が張り付くまで約2カ月かかります。病害虫に強く、栽培しやすい植物です。7年くらいで成木になります。地面に植える場合は、鳥などに実を食べられないよう注意します。


☆苗木の購入
苗木は近くの園芸店などで買い求めるか、取り寄せで購入できます。




ドングリの実にそっくりな実は、おつまみや、お菓子の材料にいかが?

実が熟したら、堅い殻を金づちなどで割って、中の実を取り出し、炒って食べます。手作りクッキーでは、炒った実を砕いて入れてもおいしく食べられます。

【イラスト】たかお いくみ