高校生開発「猪鹿鳥(いのしかちょう)カレー」 収益金で里山復活へ
2010年03月12日
熊本県立矢部高校(山都町)の生徒が、鳥獣害対策と町の特産品作りにイノシシ、シカ、アイガモの肉を使って3種類のカレーを開発しました。名付けて「猪鹿鳥(いのしかちょう)カレー」。スパイスを独自ブレンドしたオリジナルカレーとして地元の飲食店に提供し、町の新しい資源循環型の特産品として売り込んでいきます。スパイスは高校オリジナルとして販売します。将来は収益金を植林事業に充て、人と動物が共生する里山復活を目指します。「猪鹿鳥カレー」は矢部高校生活・園芸科1年の6人が、昨年6月に3年生から受け継いで開発しました。イノシシ肉で辛口の男性向け「ボタンカレー」、シカ肉で子ども向け甘口の「天使のカレー」、女性や高齢者向け中辛でアイガモミンチ肉の「鴨(かも)んカレー」の3種類。イノシシとシカ肉は、町に精肉加工場がないため、八代市から購入しています。アイガモ肉は地元の水稲栽培に活躍したもの使います。
イノシシ肉は蒸してから、幅1センチにスライスして調理します。荒川真紀子さん(16)は「(ボタンカレーは)男性向けなので、あえて肉の硬さを残し食べ応えを出した」といいます。シカ肉は子どもの口に合う一口サイズ。一番硬いアイガモ肉はひき肉で食べやすくしました。
本場インドカレー仕立てで、胃もたれがありません。また、シカ肉とアイガモ肉のカレーに、最新研究で骨粗しょう症対策として注目され、カルシウムの吸収を助ける働きがあるスパイス「フェヌグリーク」を加え、健康面にも気を使いました。
(※ 日本農業新聞ではより詳しく報道しています)














