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小麦粉+ご飯でパンがおいしく 甘さ増しもちもちに

2010年03月12日
 農研機構・食品総合研究所は、小麦粉だけでパンを作るよりも、ご飯を混ぜた方がおいしいパンができることを突き止めました。

 ホームベーカリーでパンを作る際、主原料の小麦粉の30%を炊飯米(精米ベース換算)に置き換えるとグルテンなしでも膨らみ、小麦粉パンよりももちもち感やしっとり感、甘味が増し、製パン性が高まります。また、作った翌日に硬くならなりません。誰もが家庭で手軽に“ご飯パン”ができるため、注目を集めそうです。

 調査は、市販のホームベーカリーを使用。イースト菌や砂糖などは同じ材料で、ご飯は常温で冷ましたものを使いました。研究員9人で試食し官能評価した結果、10%の置き換えでは小麦粉パンと大きな違いはありませんでしたが、比率を高めるごとにもちもち感やしっとり感、甘味が高まりました。40%まで置き換えると触感がべとべとしました。

 粒子が細かくパンに向く米粉の流通が少ない中、手軽に活用できるご飯を有効利用しようと研究しました。同研究所の奥西智哉穀類利用ユニット長は「家庭では前日に炊いて余った茶わん1杯分のご飯と小麦粉で、1斤(340グラム以上)のご飯パンができる」と話しています。

(※ 日本農業新聞ではより詳しく報道しています)