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ベランダ菜園にチャレンジ

シクラメン

シクラメン

 冬の到来と同時に園芸店の主役に躍り出るシクラメン。赤やピンク、白などのきれいな花は、冬の室内の彩りに欠かせません。人気者のシクラメンですが、春になったら枯らしてしまうという人が意外に多いようです。ちょっと手を掛けるだけで、また、きれいな花を咲かせてくれます。その管理のポイントを紹介します。

2010年01月15日更新

購入のポイント ~ 花は中央に集まる 葉ぞろいもチェック

 シクラメンを長く楽しむには、良い鉢花選びから始まります。鉢の中央に花が集まり、葉が外に向けてそろっているのは、生産者が丹精した証拠。このほかのチェックポイントは次の通り。購入時の参考にしてしてください。

ポイント1 「葉」
1.大きさがそろっている。
2.模様が鮮明。
3.きれいに展開し、反っていない。

ポイント2 「花」
1.花びらが上にまっすぐ伸び、よじれていない。
2.1株に10輪ほど咲いている。
3.花茎が中央にかたまり、まっすぐ伸びている。

季節ごとの管理

◆冬 : 日当たりの良い場所に

シクラメン シクラメンが開花するのは、1~2月。花が終わった花茎は取り除きます。さらに花芽が横から出てきたら真ん中に持ってくると、買ったときの姿がそのまま維持できます。
 注意したいのが、置く場所。室内の日当たりの良い場所が良いでしょう。暖房の近くやエアコンの風が直接当たる場所に置かないのが基本です。



◆春~夏 : 日陰、玄関…一定温度保つ

シクラメン 気温の上昇とともに葉がしおれてきます。暑さに弱く、夏の管理が最も難しいのです。花が咲き終わったら水を切り、球根を休眠させましょう。枯れた花や葉を取り除き、土を付けたまま、縁の下など日陰で雨があたらず、温度や湿度が一定の場所で保管します。室内なら玄関でもかまいません。




◆秋 : 芽が出たら室内に入れる

シクラメン 9月中旬になり、球根から芽が出たのを確認したら、再び日当たりの良い室内に入れ、水をやります。植え替えをするならこの時期。土は市販の園芸培土でOKです。
 葉もどんどん出てきます。買ったときと同じようにきれいに仕立てるため、「葉組み」をしてみましょう。やり方はそれほど難しくありません。まず、花芽が伸びてきたら、下部の大きい葉、葉柄の長い葉を外側に向くように曲げ、丸い針金状のリングを上からかぶせるように葉の上にのせます。すると、中央がぽっかりと開き、花芽が伸びやすくなります。しばらくして、中央に葉が生い茂ったらリングをはずしましょう。

管理の基本

◆肥料 : 夏期を除いて月1回が目安
 購入後、2~3週間は不要です。その後は、夏期の休眠中を除き月1回、緩効性の化成肥料を施します。5号鉢で3~5粒が目安です。

◆水やり : 受け皿の水はまめに捨てる
 水のやり過ぎは厳禁。底面給水は、受け皿に水がなくなったら水を与える程度でよいでしょう。受け皿に常に水があると、根に空気がいかないので、弱ってしまいます。
 株元から水やりするときは、表面の土が乾いてから、たっぷり与えます。受け皿にたまった水は捨てます。

◆病害虫 : 灰色かび病薬剤で防除
 最も多いのが灰色かび病。葉が黄色く変色し、灰色のかびが生えます。病気が発生した葉を取り除き、シクラメンに登録のある市販の薬剤で防除します。


栽培アドバイス=東京都農業試験場

【イラスト】ミネタ トモコ
      ホームページ「ミネタトモコのHAPPY ICE CREAM」
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