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ベランダ菜園にチャレンジ

ポインセチア

ポインセチア

12月を待っていたかのように、私たちの目を楽しませてくれるポインセチア。まるで、サンタクロースを出迎えるかのように、園芸店や各家庭を彩ります。そんなポインセチアを、もっとよく知って、一層楽しんでもらおうと、今回は、栽培管理の方法を紹介します。購入したり、プレゼントでもらったりした人はぜひ、栽培に手をかけましょう。来年は今年よりさらに美しい姿を見せてくれるはずです。
2009年12月15日更新

購入のポイント ~ 葉が黄化してないか 茎は太めのもの…

ポインセチアポインセチアは、上から見ると美しい花です。でも選ぶ時は別。横からのチェックが重要です。

鉢選びのポイントは(1)黄化した葉が少ない(2)鉢を少し揺らしてみて葉が落ちない(3)茎は太くしっかりし、ぐらつかない(4)花がとれていない(5)花が咲いている――の5つです。きちんと管理していれば、3月ぐらいまで苞(ほう)が楽しめます。

管理の基本 ~ 水は表土が乾いたらたっぷりかける

ポインセチア水は毎日与えてはだめです。表土が乾いたな、と感じた翌日の日中に、水をやります。受け皿に水がたまるぐらいたっぷりかけ、たまった水は捨てます。底面給水の場合は、受け皿に水がなくなってからにしましょう。

病害虫にも注意しましょう。葉の裏にコナジラミ(羽のある白い虫)がつきやすいのです。茎の汁を吸うだけでなく、ふんが黒かび病の原因にもなるので防除します。

栽培管理カレンダー ~ 冬は日当たりの良い室内で10度以上保つ

ポインセチア☆12、1月
ポインセチアは日光を好み、耐寒性はありません。しかし、購入するのは冬がほとんどです。購入したら日当たりの良い室内に置きます。日当たりが悪いと下の葉が落ちてきます。室内でもできれば10度以上に保ちます。エアコンの風があたる場所やヒーターの近くは避けます。



ポインセチア☆4月
月1回、緩効性の化成肥料を5号鉢で2~3粒、施します。暖かくなってくると、葉が伸びてきます。そうしたら、苞の下の茎を切り、新しい葉を伸ばすようにします。後は好みの姿になるよう、せん定します。




ポインセチア☆5、6月

屋外に出します。ただし、茎が折れやすいので、支柱を立てよましょう。植え替え時期は5、6月です。
毎年、一回り大きな鉢にしましょう。腐葉土などを多めに入れ、水はけを良くします。



☆7、8月
日差しが強く、直射日光が当たると葉焼けすることがあります。直射日光を避け、
木漏れ日があたる場所に移します。
せん定は8月中旬までに終わらせます。



ポインセチア☆9、10月
9月下旬になったら室内に入れます。10月下旬からは肥料をやらないようにします。





ポインセチア☆11月
苞が赤く色づくようになり、カラフルな色が見ごろになります。





★一口メモ
葉は苞(ほう)と呼ばれる
何といっても「色鮮やかな赤」が特色のポインセチア。そのほかにも紫や白、オレンジなどの品種もあり、カラフルです。
さて、ポインセチアの魅力の、花か葉か迷う色の付いた部分は何でしょう? 実は葉が変化した苞と呼ばれるものです。花は目立ちませんが苞の上にちゃんと付いています。そう、イチジクの実を小さくしたような形をしたものが花です。花は、おしべとめしべが、にょきにょき出るだけで、咲いても花びらがきれいに開くということはありません。


取材協力:東京都農業試験場

【イラスト いなば ともこ】