食用ホオズキ
「食用」と「観賞用」があるので間違わないでね!
「ホオズキって食べられるの?」と思う人も多いはず。食用ホオズキは、観賞用のホオズキと同じナス科に属するけれど種類が違う。ミニトマトより小ぶりの実は、オレンジ色で甘酸っぱく、彩りが良いので、西洋料理のデザートなどにも使われる。食用ホオズキの実は、まだ珍しくてスーパーではなかなか買えないから、自分で作って自家製ジャムやケーキにしてみよう。
育て方 ~ 種まきの季節は4~6月頃
★ 種まき ~ 露地栽培はすぐまこう
(1) 露地栽培では4月から6月に種をまきます。
育苗用土を敷いた育苗箱を用意し、バラまきをします。
まいた後は、覆土し、水をやります。
(2) 葉が3~4枚になったらポットに移します。
30センチまではポットで育てます。
(3) 30センチまで成長したら、定植しましょう。
枝折れを防ぐため、定植するときに支柱を立て誘引します。
成長すると2メートルくらいまで伸び、葉も茂るので、
株間は1メートルにします。
あまり高く伸ばさないように、せん定しましょう。
★ 施肥
施肥量は果菜類と同程度が目安。元肥は1平方メートル当たり成分分量で窒素15グラム、リン酸10グラム、カリ10グラム程度。緩効性肥料を施します。
追肥はあまり必要ありませんが、成長が弱いようなら花が咲き始めた時と、実がなり始めた時に、1回ずつ化成肥料を与えましょう。根元にさっとかける程度に!
★ 病害虫 ~ 害虫付きやすく日ごろの管理を
ナス科の植物で連作を嫌います。病害虫はハウス栽培と雨よけ栽培ではハダニ、ハウスや露地栽培では収穫後期にオオタバコガの食害を受けることがあります。花や柔らかい葉などに産卵するので、日ごろの作業時に注意し、幼虫を排除しましょう。
★ 開花・収穫 ~ 殻が緑色からやまぶき色になったら収穫
定植後約1カ月で花が咲きます。花はたくさん咲くが、全部咲かせると実にならないものがあるので側枝を中心に摘花します。開花から1カ月で実がなります。収穫の目安は殻が緑色からやまぶき色に変わったころ。殻から1センチくらいのところで、はさみを使って軸を切ります。この段階ですでに熟しているのですぐに食べられます。
露地栽培では収穫が遅れると殻に黒い斑点が出てきます。実が熟しすぎると水分が出てくるので気を付けましょう!
イラスト:ミネタトモコ(HP:「ミネタトモコのハッピーアイスクリーム」)
栽培指導:JAあきた北央
食べ方 ~ いろいろな食べ方で楽しもう!
生で食べると甘酸っぱくておいしい!たくさん取れるので、そのまま冷凍してシャーベットのようにしても良ですし、ジャムにしたり、パイやケーキの具にしたりしても使えます。産地では「干しぶどうのようにパンに入れて焼いたり、イカの刺し身とあえて、あえ物にしたりしてもおいしい」と提案しています。
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